事業をしていると、ビジネスチャンスをつかむためだったり、予期せぬトラブルの発生などの理由で、急遽まとまった額の資金が必要になることもあります。
銀行などからお金を借りて乗り切ろうと考えても、法人ではない個人事業主やフリーランスだから、「信用度が足りない」という理由で融資を受けられない、そんな時の資金調達法として頼りになるのが、請求書買取サービスです。
ただ、請求書買取サービスを利用したことがないため、どんなサービスなのか、どこを選ぶべきなのかわからない、という方も多いはず。
そこで今回は、取引可能金額や手数料といったサービス内容から、個人事業主やフリーランスが資金調達手段として使いやすい、と考えられる請求書買取サービス(ファクタリング)を厳選して紹介したいと思います。
本記事は下記を参考に作成しています。 預金等債権の即日請求書買取請求書買取の事。預金等債権の買取り預金保険機構引用:預金等債権の買取りとは、破産配当金・弁済金の弁済前の早期に、預金者等の流動性の確保を図るために、付保預金以外の預金等を預金者から預金保険機構が直接買取る制度であり、概算払と精算払の二段階の手続となっています。
- ファクタリングで手堅く資金調達!個人事業者向けの即日請求書買取おすすめサービス10選
- PMGは乗り換え利用が多く低い手数料とスピーディーな対応に強味あり
- QuQuMoはクラウドサインによる非対面電子契約なので請求書買取が便利
- アクセルファクターは2%から!今後も利用予定があるなら手数料が下がる
- 日本中小企業金融サポート機構は非営利団体運営なので手数料が安いと評判
- FREENANCE(フリーナンス)は最低1万円から請求書買取で助かる
- ペイトナーファクタリングは最短10分で契約でき少額債権に特化
- ウィットは小口の資金調達に特化した請求書買取サービス
- Chatwork先払いは個人事業主におなじみの2社が運営している
- OLTA(オルタ)は支払い期日が最長6ヶ月先の請求書買取も可能
- ラボルは業種・職種問わず1万円から請求書の買取可能
- けんせつくんは「一人親方」も多い建設業の請求書買取に特化している
- 個人事業主が請求書買取サービスを使いとき注意すべき事
- 個人事業主向け請求書買取についてのQ&A
ファクタリングで手堅く資金調達!個人事業者向けの即日請求書買取おすすめサービス10選
ファクタリングとも呼ばれる請求書買取サービスのうち、銀行や金融機関の融資に頼ることなく、個人事業主やフリーランスでも手堅く資金調達できるものとして、以下の10社をチョイスしてみました。
いずれも、ビジネスチャンスや不意のトラブルなど、突発的にまとまった資金が必要となった際、非常に役立つ請求書買取サービスですが、それぞれ持ち味や長所・短所などが異なるため、まずは概要を一覧表にまとめてみました。
サービス名 | 資金化対応時間 | 取引の形態 | 調達可能金額 | 手数料 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
PMG |
最短即日入金対応 | 2社間取引 3社間取引 | 最大2億円 | – | 乗り換え利用が多いファクタリング業者=手数料の低さに期待できる! |
QuQuMo |
最短2時間 | 2社間取引 | 制限なし | 1〜14.8% | 無料ユーザー登録しすることで、さらに買取スピードがますので便利。 |
資金調達プロ | 最短 | 2社間・3社間取引 | 制限なし | 1%~ | 条件的にファクタリングを利用できるか不安な個人事業主の方の対応も得意としている。 |
株式会社NO.1 | 最短30分 | 2社間取引 | 最大5,000万円 | 1%~ | 建設業特化型のファクタリングサービス |
日本中小企業金融サポート機構 | 最短2時間 | 2社間取引・3社間取引 | 制限なし | 1%~10% | 利益を追求しない非営利団体が手掛けているファクタリングならではの低い手数料がうれしい。 |
アクセルファクター | 最短 | 2社間取引 | 数万円~1億円 | 2%~ | 早期申込で手数料が割引されるキャンペーンが展開中。 |
フリーナンス | 最短60分 | 2社間取引 | 〜1,000万円 | 3~10% | 最低1万円からの買取に対応しており、フリーナンス口座を利用するほど手数料が手ごろになる。 |
ラボル | 最短60分 | 2社間取引 | 1万円~ | 一律10% | 業界では珍しい年中無休24時間営業で、土日祝日の資金調達も可能。 |
ペイトナーファクタリング | 最短10分 | 2社間取引 | 1万円~25万円(初回) | 一律10% | 手数料が一律10%で固定されているため、請求書買取サービス利用後の事業計画が立てやすい。 |
ウィット | 最短 | 2社間・3社間取引 | 20万円~ | 5%~ | 小口の資金調達に対応した、非対面・オンライン完結型の請求書買取サービス。 |
Chatwork先払い | 最短 | 2社間取引 | ~1000万円まで | 一律10% | ビジネスツールで有名なChatworkと、ペイトナーが提携して提供を始めた請求書買取サービス。 |
オルタ | 最短 | 2社間取引 | 制限なし | 2~9% | 支払期日が最長6か月先の請求書買取にも対応。 |
けんせつくん | 最短 | 2社間取引 | 上限なし | 5%~ |
建設業界ならではの事情を鑑み、まだ成果物の納品が済んでいない、「注文書」の買取にも対応している。 |
次に、以下でそれぞれの請求書買取サービスの運営会社や連絡方法、資金調達可能金額や取引方法などの詳細や、ネット上での口コミ・評判などを紹介します。
PMGは乗り換え利用が多く低い手数料とスピーディーな対応に強味あり
サービス名 | PMG |
---|---|
運営会社 | ピーエムジー株式会社 |
運営会社所在地 | 東京都新宿区西新宿2丁目4番1号 新宿NSビル6階 |
電話番号 | 0078-6017-5735-99(通話料無料) |
営業時間 | 平日8:30~18:00 |
調達可能金額 | 最大2億円 |
取引形態 | 2社間ファクタリング 3社間ファクタリング |
対応エリア | 全国 |
資金化対応時間目安 | 最短即日 |
公式HP | https://p-m-g.tokyo/ |
PMGは法人と個人事業主、どちらの請求書も買取可能です。 2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの好きなほうを選んで契約できます。
手数料は非公開となっていますが、PMGは手数料の低さに期待できるファクタリング業者なので、「非公開だから」とスルーしてしまうのはもったいないです!
PMGはこれまで他社とファクタリング契約をしていた法人と個人事業主が、乗り換えで利用するケースが増加中。
元々契約していたところより条件が良くならなければ、一般的に乗り換え先には選ばれないでしょう。
PMGの特徴や傾向から、手数料を抑えてファクタリングを利用したい方にぴったりです。 まずは相談だけでもOK!通話料無料の電話窓口があります。
PMGで請求書買取ならこちら
PMGを利用して資金調達する手順
PMGの申し込みは、公式サイト上でフォームに入力して送信するオンライン申し込みと、電話、FAXに対応しています。
オンラインだと必要情報をPMG側が確認したうえで電話をかけてきてくれるので、話がスムーズに進みます。
質問したいことが多い場合には電話も便利です。 いずれの方法でも申し込み後は営業日(平日)に審査が行われ、最短で審査から入金まで即日対応してくれます。
QuQuMoはクラウドサインによる非対面電子契約なので請求書買取が便利
サービス名 | QuQuMo |
---|---|
運営会社 | 株式会社アクティブサポート |
運営会社所在地 | 東京都豊島区東池袋3-9-12 ニットービル9階 |
電話番号 | 0120-670-680 |
営業時間 | 平日9:00〜19:00 |
調達可能金額 | 制限なし |
取引形態 | 2社間ファクタリング |
対応エリア | 全国 |
資金化対応時間目安 | 最短2時間 |
公式HP | https://ququmo.net/ |
QuQuMoは、ファクタリングのほかコンサルティング事業も手掛けている、株式会社アクティブサポートがリリースした、クラウドサインを用い非対面契約を行う、オンライン完結型の請求書買取(ファクタリング)サービスです。
売掛先に請求書買取の事実を通知しない、2社間取引に特化しているため、社会的な信用が大切な個人事業主でも今後の取引に影響が出にくいのがメリットです。
また、請求書買取時のリスクが大きいため、やや手数料が割高となる2社間ファクタリングとしては、「1%~14,8%」と低水準なため、規模の小さい個人事業主でも利用しやすくなっています。
QuQuMoで請求書買取ならこちら
QuQuMoを利用して資金調達する手順
QuQuMoに請求書買取を依頼し、資金調達をする手順・流れは、以下のようになっています。
- STEP1申し込みをするQuQuMoの公式HPにアクセスし、トップページ上部の「新規登録」にて、メールアドレス・パスワードを入力する。
- STEP2本登録入力したメールアドレス宛に本登録用URLが届くので、必要事項を入力し新規無料登録をする。(代表者の本人確認書類が必要)
- STEP3買取する請求書の見積もり作成されたマイページ内の、「資金調達を申請する」をクリックし、必要書類(請求書等)をアップロードして見積もりをする。
- STEP4審査・契約・送金アップロードした請求書等に基づき審査が行われ、合格し契約すれば、指定口座に買取額が振込送金される。
目安として、申し込み・本登録に約10分、見積もりに約30分、審査・契約・送金に約1時間かかりますが、トータルで最短2時間あれば、請求書買取が成立し資金を調達できます。
なお、申し込み・本登録・見積もりまではいずれも無料で、見積もり後のキャンセルも可能ですが、本登録時と契約時に本人確認書類が必要となるため、事前に準備しておきましょう。
アクセルファクターは2%から!今後も利用予定があるなら手数料が下がる
サービス名 | アクセルファクター |
---|---|
運営会社 | 株式会社アクセルファクター |
運営会社所在地 | 東京都新宿区高田馬場1-30-4 30山京ビル5階 |
電話番号 | 0120-785-025 |
営業時間 | 平日 10:00~19:00 |
調達可能金額 | 数万円~1億円 |
取引形態 | 2社間ファクタリング |
対応エリア | 全国 |
資金化対応時間目安 | 最短2時間 |
公式HP | https://accelfacter.co.jp/ |
アクセルファクターは、個人事業主やフリーランスが取り扱うことの多い、少額取引の請求書買取を得意とするファクタリングサービスですが、買取上限が「1億円まで」と大きな取引にも対応しています。
また、もちろん審査の結果によりますが、最長6か月先が支払期日となっている、請求書の買取にも応じてくれるので、支払スパンが長くなりやすい、建設業界の一人親方でも利用しやすいです。
さらに、アクセルファクターは現在、人件費や必要資材の購入、下請会社への前払い、現場で働く社員への給料などに充てることもしています。
アクセルファクターで請求書買取ならこちら
アクセルファクターを利用して資金調達する手順
アクセルファクターに請求書買取を依頼し資金調達をする手順・流れは、以下のようになっています。
- STEP1申し込みアクセルファクター公式HPの申し込みフォームまたは、記載されているフリーダイヤルにて、請求書買取(ファクタリング)を申し込む。
- STEP2必要書類の準備案内に従って指定された必要書類(本人確認書類や請求書など)を準備する。
- STEP3審査・書類送付売掛債権の存在、入金時期、お取引先の経営状況等を総合して審査が行われるので、指定された書類をメール・FAX・郵送等で送付する。
- STEP4送金・振り込み審査に通過し契約を締結すれば、買取額が指定口座に振込送金される。
アクセルファクターは、スピーディーな審査で最短2時間での請求書買取・送金を実現していますが、書類の準備や送付にこちらが手間取ってしまうと、資金調達に時間がかかってしまいます。
ですので、急いで資金調達が必要な場合は、必要書類の準備も迅速に行い、アクセルファクター側への送付も郵送ではなく、メール添付やファックスにて行った方が良いでしょう。
日本中小企業金融サポート機構は非営利団体運営なので手数料が安いと評判
サービス名 | 日本中小企業金融サポート機構 |
---|---|
運営会社 | 一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構 |
運営会社所在地 | 東京都港区芝公園一丁目3-5 ジー・イー・ジャパンビル2階 |
電話番号 | 03-6435-7371 |
営業時間 | 平日9:30〜19:00 |
調達可能金額 | 制限なし |
取引形態 | 2社・3社間ファクタリング |
対応エリア | 全国 |
資金化対応時間目安 | 最短2時間 |
公式HP | https://chushokigyo-support.or.jp/ |
日本中小企業金融サポート機構は、株式会社と異なって営利を目的に業務を行わない「非営利団体」が運営している、請求買取(ファクタリングサービスです。
そのため、請求書買取契約成立時の手数料が「1.5%~10%」と、2社間ファクタリングとしては低めですし、公表している審査通過率が「95%以上」と、創業間もない個人事業主やフリーランスでも、利用しやすいのがメリットです。
日本中小企業金融サポート機構で請求書買取ならこちら
日本中小企業金融サポート機構を利用して資金調達する手順
日本中小企業金融サポートに請求書買取を依頼し資金調達をする手順・流れは、以下のようになっています。
- STEP1申し込み日本中小企業金融サポート機構の公式HPにある、問い合わせフォームに必要事項を入力して申し込みを行う。なお、疑問・不明な点などを直接聞きたい場合は、電話による問い合わせと申し込みも可能。
- STEP2書類の送付郵送・メール添付・FAXなど、任意の方法で「通帳3か月分のコピー・請求書や契約書など売掛金に関する資料・代表者の身分証明書」といった、必要書類を送付する。
- STEP3審査及び結果の通知提出した書類の内容などに基づき審査が行われ、数時間で結果が「電話」にて通知される。
- STEP4契約・入金手数料の率など提示された条件に納得すれば、請求書の売買契約を締結。契約後、指定口座に買取代金が入金される。
日本中小企業金融サポート機構は、状況と希望に応じて2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの双方をおこなっています。
いずれも、ユーザーが行う手続き自体にさほど大きな違いはありませんが、日本中小企業金融サポート側が売掛先に請求書買取(債権譲渡)の通知をし承諾得る分、2社間より3社間のほうが入金まで時間がかかることを覚えておきましょう。
FREENANCE(フリーナンス)は最低1万円から請求書買取で助かる
サービス名 | FREENANCE(フリーナンス) |
---|---|
運営会社 | GMOクリエイターズネットワーク株式会社 |
運営会社所在地 | 東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー |
電話番号 | ー |
営業時間 | 平日10:00~17:00(登録は24時間365日可能) |
調達可能金額 | 〜1,000万円 |
取引形態 | 2社間ファクタリング |
対応エリア | 全国 |
資金化対応時間目安 | 最短即日(審査所要時間:最短30分) |
公式HP | https://freenance.net/ |
「GMOクリエイターズネットワーク株式会社」が運営している「フリーナンス」は、フリーランスに対する補償やバーチャルオフィスの提供などに合わせ、請求書を早期に資金化することで、フリーランスをお金の面で支える、「即日払い」という請求書買取サービスを提供しています。
買取制限が1万円からと少額取引に対応しているうえ、売掛先に利用を知られることのない、2社間ファクタリングでありながら、手数料が「3~10%」低水準なのがうれしいポイントです。
また、開業届けを提出していれば、好きな屋号で開設できる「フリーナンス口座」を使えば使うほど、手数料は下がっていくので、フリーランスはぜひ一度チェックしてみてください。
フリーナンスで請求書買取ならこちら
FREENANCE(フリーナンス)を利用して資金調達する手順
フリーナンスに請求書買取を依頼し資金調達をする手順・流れは、以下のようになっています。
- STEP1会員登録写真付きの公的身分証(運転免許証・マイナンバーカード)を準備し、公式HPにて必要事項を入力し会員登録を資する。
- STEP2即日払い申込会員登録によって作成された「マイページ」に、買取してもらいたい請求書(既に納品済で売掛先に提出している請求書)をアップロード後、必要事項を入力して申し込みをする。
- STEP3審査・結果通知申込内容を基に審査が行われ、結果が登録したメールアドレス宛の通知される。
- STEP4振込登録した「フリーナンス口座」に請求書買取代金が振り込まれる。
先払い(ファクタリング)をふくめ、フリーナンスの各サービスを利用するには、まず会員登録が必要となります。
会員登録には、身分証及び情報確認のため120分(2時間)程度かかるので、請求書買取による先払いサービスを利用するにしてもしないにしても、ひとまず会員登録だけ済ませておくのも手です。
ペイトナーファクタリングは最短10分で契約でき少額債権に特化
サービス名 | ペイトナーファクタリング |
---|---|
運営会社 | ペイトナー株式会社 |
運営会社所在地 | 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル3階 |
電話番号 | ー |
営業時間 | 平日10:00から18:00 |
調達可能金額 | 1万円~25万円(初回) |
取引形態 | 2社間ファクタリング |
対応エリア | 全国 |
資金化対応時間目安 | 最短10分 |
公式HP | https://paytner.co.jp/ |
ペイトナーファクタリングは、かつて「yup先払い」と呼ばれていたサービスで、個人事業主やフリーランスでも利用できる、オンライン型請求書買取サービスとしては、先駆け的な存在と言えます。
初回利用時の買取限度額は25万円までと、少額な請求書買取に特化していて、大きな取引の多い事業者にはやや不向きですが、審査に必要な書類が少なく資金調達までの所要時間も「最短10分」と、非常に短いのがメリットです。
ペイトナーファクタリングを利用して資金調達する手順
ペイトナーファクタリングに請求書買取を依頼し資金調達をする手順・流れは、以下のようになっています。
- STEP1会員登録ペイトナーファクタリングの公式HPにアクセスし、メールアドレスとパスワードを入力して会員登録をする。(Googleアカウントでの登録も可能)
- STEP2請求書・必要書類アップロード下院用ページにログインし、買取してもらいたい請求書のデータ(画像データやPDFファイルなど)、顔写真付きの身分証明書と実態確認資料(サイトURLもしくは口座入出金確認)をアップロードする。
- STEP3審査結果の通知最短10分で、ペイトナーファクタリング側から、審査結果がメールにて通知される。
- STEP4好きなタイミングで出金審査の結果買取可能であれば、手数料を引いた金額が指定口座に振り込まれるため、都合の良いタイミングで出金可能。
ペイトナーファクタリングは審査にかかる時間が最短10分と非常に早く、それに通過しさえすればもはや「流れ作業」ともいうべきスピードで、請求書買取代金の入金処理を行います。
キャンセルする暇もないほどのスピード感なので、申し込みをする際は、ある程度請求書の買取契約成立を、前提にしておいた方がいいかもしれません。
ウィットは小口の資金調達に特化した請求書買取サービス
サービス名 | ウィット |
---|---|
運営会社 | ウィット株式会社 |
運営会社所在地 | 東京都品川区東五反田1-6-3いちご東五反田ビル3F |
電話番号 | 03-6277-0057 |
営業時間 | 平日9:00~20:00 |
調達可能金額 | 20万円~ |
取引形態 | 2社・3社間ファクタリング |
対応エリア | 全国 |
資金化対応時間目安 | 最短即日 |
公式HP | https://witservice.co.jp/ |
ウィットは、請求書買取・ファクタリング事業を中心に、中規模以下の中小企業や個人事業主を、資金面からサポートしている企業で、20万円から500万円の請求書買取に対応しています。
申し込みから契約まで、基本として非対面型のオンライン完結で、最短2時間での入金を可能としているほか、社会的信用がまだ低い、創業・開業間もない企業が売掛先の請求書も、積極的に買取しているようです。
ウィットを利用して資金調達する手順
ウィットに請求書買取を依頼し資金調達をする手順・流れは、以下のようになっています。
- STEP1申し込みウィット公式HPの問い合わせフォーム、または電話にて請求書買取(ファクタリング)の申し込みをする。
- STEP2ヒヤリング折り返しの電話にて、請求書買取の希望条件(希望金額・使用用途等)・代表者の個人情報(氏名・住所・連絡先など)・売掛先の情報(社名や屋号・業種・所在地・請求書の支払期限など)がヒヤリングされるので、それに回答する。
- STEP3審査ヒヤリングの内容に基づき、基本的に売掛金の内容の確認と売掛先の信用力に関する審査が行われる。
- STEP4契約・買取代金の送金送付されてきた契約書に記載後、指示された必要書類とともに返送し、発送されていることをウィット側が確認した段階で契約完了。指定口座に買取代金が入金される。
ウィットに請求書買取を申し込んだ場合、WEB経由であれ電話であれ、必ずウィット側から電話にて、請求書買取に関するヒヤリングが実施されます。
このヒヤリングで聞かれる項目がやや多いため、回答に詰まってマイナスイメージを持たれたり、申し込み・審査に時間が余計にかかってしまったりしないよう、メモなどを取って事前準備しておくと、スムーズに手続きが進むはずです。
Chatwork先払いは個人事業主におなじみの2社が運営している
サービス名 | Chatwork先払い |
---|---|
運営会社 | Chatwork株式会社(ペイトナー株式会社と業務提携) |
運営会社所在地 | 東京都港区西新橋1-1-1 WeWork 日比谷FORT TOWER |
電話番号 | ー |
営業時間 | ー |
調達可能金額 | ~1000万円まで |
取引形態 | 2社間ファクタリング |
対応エリア | 全国 |
資金化対応時間目安 | 最短10分 |
公式HP | https://dx-center.chatwork.com/ |
Chatwork先払いは、個人事業主やフリーランスなら、使ったことがあるという方も多いはずの、ビジネスコミュニケーションに特化したチャットツールを提供する、Chatwork株式会社」が、運営の一端を担っている請求書買取サービスです。
それだけあって、完全非対応のオンライン完結、少額取引主体で最短10分でのスピード入金に対応している点など、フリーランス目線に立った仕組みとなっています。
Chatwork先払いを利用して資金調達する手順
Chatwork先払いに請求書買取を依頼し資金調達をする手順・流れは、以下のようになっています。
- STEP1ユーザー登録公式HP上部の「無料ではじめる」をクリックし、メールアドレス・パスワードを乳s力して無料のユーザー登録を済ませておく。
- STEP2請求書のアップロード取引先へすでに発行した請求書のPDFまたは画像データを準備し、Chatwork先払いのユーザーページにアップロードする。
- STEP3審査請求書アップロード後、最短10分で審査結果がメールにて通知される。
- STEP4入金営業時間内(平日10:00~19:00)であれば、審査結果通知と同時に指定口座への入金が行われる。
Chatwork先払いは、請求書をアップロードし審査に通過した段階で、即時買取代金が指定口座に入金される仕組みになっています。
非常にスピーディーですが、営業時間外の申し込みの場合、審査結果の通知ならびに買取代金の入金が、翌営業日以降になるので、注意しておきましょう。
OLTA(オルタ)は支払い期日が最長6ヶ月先の請求書買取も可能
サービス名 | オルタ | |
---|---|---|
運営会社 | OLTA株式会社 | |
運営会社所在地 | 東京都港区赤坂1-12−32 アーク森ビル 4F | |
電話番号 |
|
|
営業時間 | 平日10:00~18:00 | |
調達可能金額 | 制限なし | |
取引形態 | 2社間ファクタリング | |
対応エリア | 全国 | |
資金化対応時間目安 | 最短24時間 | |
公式HP | https://www.olta.co.jp/ |
オルタは、「2~9%」と2社間ファクタリングとしては、業界でもかなり低水準の手数料設定を武器に、累計取引社数1万社、申込金額1000億円を超える実績を上げている、請求書買取サービスです。
規模の小さい個人事業主やフリーランスは、売掛先との関係性や今後の取引などの関係から、請求書の決済期限が長期化していることもあります。
支払期日が長期化した請求書は、未払いのリスクが大きくなるため、買い取りを拒否する請求書買取業者も多いですが、オルタは支払い期日が6か月先の請求書の買取にも、積極的に対応しているのが特徴です。
OLTA(オルタ)を利用して資金調達する手順
オルタに請求書買取を依頼し資金調達をする手順・流れは、以下のようになっています。
- STEP1下院登録オルタの公式HPにて申し込みフォームを入力し、新規登録をする。
- STEP2ヒヤリングの回答新規登録時に限り、オルタから折り返しの電話によるヒアリングが実施されるので、回答する。
- STEP3申し込みと必要書類のアップロードマイページ上部の「請求書の買取を申し込む」に入室し、買取対象である「請求金額・入金日が確定した売掛金の請求書」のほか、「金融機関の取引履歴」「決算書(個人事業主の場合は確定申告書)」などの必要書類をアップロードする。
- STEP4審査と入金ヒヤリング・アップロードされた書類の内容に基づき審査が行われ、通過すれば契約を締結する。契約後、指定口座に買取代金が入金される。
ちなみに、審査通過後手数料などに納得がいかない、資金を早急に用意する必要がなくなった、などの理由で買取をキャンセルすることはできます。
ラボルは業種・職種問わず1万円から請求書の買取可能
サービス名 | ラボル |
---|---|
運営会社 | 株式会社ラボル |
運営会社所在地 | 東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 世田谷ビジネススクエア タワー 24階 |
電話番号 | ー |
営業時間 | 24時間営業 |
調達可能金額 | 1万円~上限なし |
取引形態 | 2社間ファクタリング |
対応エリア | 全国 |
資金化対応時間目安 | 最短60分 |
公式HP | https://labol.co.jp/ |
ラボルは、事業規模や取引規模が小さいため、突発的な資金繰りに苦慮することもある、個人事業主やフリーランスに特化したオンライン完結型の請求書買取(ファクタリング)サービスです。
手間や時間のかかる書類の準備や、対面での面談などの必要がなく、オンライン完結型で最短60分で審査結果が出る点など、日ごろの事業で忙しいお陣事業主やフリーランスに、余計な負担がかからないのが特徴です。
また、最低1万円~請求書の買取が可能で、額面に関わらず手数料が一律10%と固定性なので、利用後に資金繰りの計画が立てやすいのも、メリットだと言えます。
【公式】ラボルはこちら
ラボルを利用して資金調達する手順
ラボルに請求書買取を依頼し資金調達をする手順・流れは、以下のようになっています。
- STEP1登録公式HP上でメールアドレスの入力、及び送られてくる認証コード・基本情報(氏名・職種など)の入力にて会員登録をする。
- STEP2請求書買取申請HP上の申請画面にて、請求書のアップロードや「取引先会社名」などの必須事項を入力し、買い取り申請をする。
- STEP3審査完了・入金審査通過すれば、指定口座に請求書買取代金が入金される。
ラボルは、公式HPの買い取り申請フォームが使いやすく、審査結果が出るまでの時間も、短くて助かると評判になっています。
また、買取申請時は必要書類のほかにエビデンスとして、
- 請求金額、支払期限、担当者のメールアドレスが確認できるメール・チャットを動画撮影したもの
- 同取引先からの過去の入金履歴
- 押印済みの発注書や契約書(メール・チャットがない場合必須)
のいずれか1つ以上をアップロードする必要があり、その数が多いほど審査通過率は上がるようです。
けんせつくんは「一人親方」も多い建設業の請求書買取に特化している
サービス名 | けんせつくん |
---|---|
運営会社 | 株式会社ウィット |
運営会社所在地 | |
電話番号 | 0120-227-726 |
営業時間 | 9:00~20:00 年中無休 |
調達可能金額 | 上限なし |
取引形態 | 2社間ファクタリング |
対応エリア | 全国 |
資金化対応時間目安 | 最短2時間 |
公式HP | https://xn--y8jd4aybzqd.jp/ |
けんせつくんは、前述した「株式会社ウィット」が運営している、請求書の決済サイクルが長くなることの多い、建設業界に特化した請求書買取サービスです。
業種が建設業であれば、法人や個人事業主はもちろん、独立・創業したての一人親方でも申し込み可能で、買取額の制限がありませんから、小規模取引から大規模取引まで、あらゆるケースで早期の資金調達を目指せます。
また、請求書だけではなく注文書の段階での買取にも対応しているため、建設工事を進めるために必要な、資材の購入費や人件費、下請会社への前払いなど資金に充てることも可能です。
けんせつくんを利用して資金調達する手順
けんせつくんに請求書買取を依頼し資金調達をする手順・流れは、以下のようになっています。
- STEP1申し込み公式HP「今すぐ始める」をタップ、もしくは問い合わせフォーム、またはLINEにて必要事項を入力して申し込みをする。
- STEP2電話によるヒヤリング申し込み完了後、担当スタッフから折り返し電話でのヒアリングが実施されるので回答する。
- STEP3書類提出審査に必要な、「顔写真付きの身分証明書、発注書・契約書・請求書、通帳のコピー」などの必要書類を画像やPDFにて送付する。
- STEP4審査と入金提出書類にも続いて審査が行われ、通過すれば契約後買取代金が入金される。
けんせつくんにおいても、申し込み後ユーザーに対する電話でのヒヤリングが行われますが、ヒヤリングでの回答に手間取ると資金調達が遅れるばかりか、審査に悪影響が出ることもあります。
ですので、申し込みの時点で、自らの事業内容や資金の用途、売掛先の素性などヒアリングで聞かれそうな内容を、ある程度メモなどにまとめておいた方がいいでしょう。
個人事業主が請求書買取サービスを使いとき注意すべき事
請求書買取サービスは、スピーディーに資金を調達できるうえ、計画的にうまく利用すれば、請求書や売掛金を管理する事務的労力を軽くすることも可能です。
ただ、以下で挙げる4つの点に注意しておかないと、かえって事業に悪影響が出てしまったり、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。
ハードルは低いが100%買取してくれるわけではない事
請求書買取サービスの中には、その公式HPにおいて「取引成約率(審査通過率)」を公開していることがあり、どのサービスも軒並み「90%以上」と、非常に高い水準になっています。
とは言っても100%ではない、つまり絶対に請求書買取で資金調達できるというわけではなく、
- 売掛先の経営が思わしくない(売掛金の回収が難しい)
- 請求書の真偽が定かではない
- 売掛金支払いまでの期間が長すぎる
などの理由から審査を通過せず、請求書買取を断られるケースもゼロではありません。
請求書買取なら必ず資金調達できる、と慢心し前倒しで事業を進めてしまうと、あとで資金がショートして事業が行き詰まってしまう、ということもあり得ます。
請求書買取成立時の手数料が融資の金利よりかなり高い事
請求書買取サービスは、所有している売掛金の額に応じた資金を、融資よりもスピーディーに、そして堅実に手に入れる方法であると言えます。
ただ、請求書買取取引が成立すると、利用者は買取業者に「手数料」を支払うことになりますが、この手数料が買取された請求書の額面の数%~15%程度と、融資を受けた際の金利と比較してかなり「高め」です。
例えば、額面100万円の請求書を「手数料10%」の業者へ買取に出した場合、「10万円」の手数料を引かれて「90万円」が手元に残ります。
急いで資金が必要な場合はやむをえませんが、請求書の支払期限まで待つことができれば、額面通り100万円の資金が手に入るので、特に額面が大きい場合は請求書買取サービスの利用を、慎重に検討したほうが良いでしょう。
また、同じ請求書買取サービスであっても、売掛先に通知しない「2社間取引」より。売掛先からの承諾を得る「3社間取引」のほうが、回収不能リスクが低い分手数料も安くなっています。
ですので、請求書の額面が大きく手数料で差し引かける分が高額になる場合、売掛先の理解を得られるのであれば、3社間取引で請求書を買取してもらった方が、より多くの資金を入手可能です。
個人事業主としての今後のビジネスに影響が出るケースもある事
前述した通り、3社間取引は2社間取引より手数料が低めであるものの、請求書買取サービスを利用して資金調達を試みているという事実が、売掛先に知られてしまいます。
売掛先からすれば、どちらにしろ支払う金額や支払期限などが変わるわけではないため、請求書買取(売掛金譲渡)の申し出を断る理由はありません。
ただ、請求書買取サービスを利用した個人事業主やフリーランスに対し、「それほど資金繰りに困っているような経営状態なのか」と、今後取引を続けていく相手としての不信感や不安感を、売掛先が抱いてしまう可能性は否定できません。
そのため、信用を大切にする個人事業主やフリーランスの場合は、多少手数料が高くついたとしても、売掛先などに請求書買取サービスの利用を知られる心配がない、2社間取引をチョイスしたほうが望ましいケースもあります。
請求書買取サービスの増加に伴い悪徳業者が増えている事
請求書買取サービスは、銀行や金融機関が行っている融資と異なり、貸金業法の規制を受けることがありませんし、金融業者として登録をする必要もありません。
そのため、請求書買取サービスには、様々な業界からの参入が相次ぎ、現在その数もどんどん増えていますが、それに合わせて質の悪いサービスや、中には悪徳と言える業者も紛れ込み始めています。
悪徳業者は、請求書買取サービスを切り口に、資金調達を考えている利用者に対して、本来なら貸金業法によって規制されるべき取引、つまり「融資」を持ち掛ける手口で近づいてきます。
こういった悪徳業者は、そもそも貸金業者として登録しておらず、資金繰りに困っている個人事業ぬスラの足元を見て、法律を超える金利を求めたり、違法な取り立て行為を行ったりします。
ですので、請求書買取サービスの利用を考えた際、その業者からもし不意に融資の話を持ち掛けられた場合は、「悪徳業者ではないか?」と警戒し、不審な点があっれば利用を差し控えたほうがいいでしょう。
個人事業主向け請求書買取についてのQ&A
最後に、個人事業主やフリーランスでも利用できる、請求書買取サービスに関するよくある質問や疑問点を、その回答とともにいくつか紹介しておきますので、参考にしてみてください。
- Q:まだ独立して間もない個人事業主でも、請求書買取サービスは利用できるのでしょうか?
- A:基本的に、請求書買取サービスは、支払期限前の正式で有効な請求書さえあれば、開業間もない個人事業主であっても、開業届けすら出していないフリーランスであっても利用可能です。ただし、請求書買取サービスの中には、売掛先(請求書の額面を支払う義務を持つ債務者)が法人名義である請求書でないと、買取に応じないところもあるので、事前に確認しておきましょう。
- Q:請求書買取サービスに譲渡した売掛金が、売掛先の都合で「未払い」になった場合はどうなるのでしょうか?
- A:売掛金の未払については、請求書買取が3社間取引なのか2社間取引なのかのよって大きく異なります。3社間取引の場合、売掛先に請求書売買(債権譲渡契約)の事実を通知しその了承を得ています。そのため、万が一売掛先が経営破綻等の理由で債務不履行を起こしても、請求書を買取してもらった利用者に支払い義務は当然ありませんし、対応すべきこともありません。一方、売掛先が債権譲渡の事実を知らない2社間取引の場合は、請求書の支払期限までの利用者が受け取った売掛金を、買取業者に渡す仕組みになっています。ですので、売掛先が未払いになってしまうと、必然的に請求書の額面と同額の資金を利用者が用意し、買取業者へ支払う義務が発生します。ただ、取引先(売掛先)が未払い状態に陥っても、請求書買取業者が譲渡代金請求をしないという、「償還請求権なし(ノンリコース)契約」を交わしていれば、利用者が売掛金を弁済しなくて済むので安心です。
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